新型コロナウイルスという得体の知れないものが出てきたことで世の中が変わったと感じています。いままでの普通が普通でなくなった。また、簡単に儲かった方が全く通用しなくなった。そう感じている方も多くいるでしょう。
ここ数年、世の中はインバウンドだということでそちらに向いてビジネスを行ってきた方もおおくいらしゃるでしょう。でも、当分は期待できません。つまり、インバウンドというのは絶対ではないし、リスクはないと考えてはいけないということです。
インバウンドはおいしいからということでその分野に進出した方も大変なことになっているでしょう。それもリスクがあったということで仕方ないでしょう。ビジネスをする上でリスクを計算し、行動をすることの大切さを痛感したということです。
借入に関してもうまくいくはず、この景気は続くはずは通用しない世の中になったのです。
働き方もテレワークを中心となった。ただ、テレワークも多くの業種では不可能なものですので産業全体に占める割合は大きなものではないかもしれませんが、大きな変化でしょう。ただ、私の経験からテレワークの危うさも感じています。
テレワークは個人のスキルややる気によるところが大きいため成果に対する個人差が大きく出やすいと思います。また、システム開発などの業務においては進捗管理、仕様のチェックなどが非常に重要になります。ある日突然、この仕様ができていません。勘違いしていましたというのが増えるように思います。
また、業務において見えるところだけを行い、見えにくいところは一切にしなかったなどのトラブルが発生するでしょう。今後、どのように会社が対応するのか見ものです。すこしづつもとに戻っていくと考えています。
勤務時間から成果に
このことは非常にいいことであります。これは非正規、正規雇用の問題を改善する視点でしょう。ただ、本当にそれでいいのか?というところです。言い換えると頑張りましたは通用しない、成果を出せといわれたらどうするのか?ということです。今までの業務体制で採用された人間がある日突然、成果を出せといわれてできない方はどうするのか?
今まで業務効率やあまり成果の出せなかった人間はどうするのか?安くなった給料に我慢するのか?ということです。
きっと仕事ができる方にとってはそれほど変化はないでしょうが、そうでない方はどうするのか?ということです。このことで余剰人員が明確化され、リストラが発生することが予想されます。
多くのサラリーマンは自分は仕事ができないとは思っていないからある日突然、成果がでないからということになってびっくりするでしょう。
今からどう生きるのかを一度考えてみるのもいいでしょう。