先日、seoのお客様のところに最近のseoの動向や集客についてのお話をするために行っていました。
お客様から「もう、seoって大変でしょう?今後、どうするの?」って言われてしまいました。確かにここ数年ずっと私は思っていました。
この会で説明していることの多くは確かに有意義で意味があることなのですが、その2割程度は今のgoogleのアルゴリズムに依存することですので意味がなくなるかもしれません。ただ、seoの観点からの記事の書き方、ページの増やし方、ライバル他社のサイト分析は意味があると思っています。
また、お客様にも有意義であったとお言葉を頂くことも多くあります。
しかし、記事の書き方、コンテンツの作り方をいくら頑張っても順位が上がらない場合があるのです。それも最近は。(ここでいう順位とはビッグキーワードでの順位であって、スモールキーワードではありません。)
これはどうしようもありません。継続的にページを増やし続けてコンテンツ量と質で圧倒すれば少しは違うのですが、そんなことはできません。というか無理なのです。
じゃあ、コンテンツ絡みの指導は意味がないのか?それを意味がないと考える方もいらっしゃいます。実際にいます。
意味がないとするならどうするのか?サイトの作りを今のアルゴリズムに合わせる様な施策をある程度は行うということになるのですが、これもアルゴリズムに依存するので数か月、1年後に大きな効果があるかどうかはわかりません。全く効果がないということはありませんが、
ビッグキーワードでの順位は置いといてアクセスという点から考えると、少ないアクセスもの(検索回数が少ないキーワード)でもコンテンツをひたすら作り続けるとアクセスが増えるのは想像できます。実際問題としてそれしかないのかもしれません。
ここで被リンクのことを全く書かなかったことは、そんなに被リンクを増やすことは簡単でないからです。またはお金がかかるからです。こういう書き方をするとこれはペイドリンクかという短絡的な意見があるとは思いますが、お金がかかるというにはイベントやボランティアに参加、協賛するとリンクが張られるということです。また、これはseoというよりも会社の宣伝であったり、イベントやボランティアに賛同したからですのでちょっと違います。
大学の研究に寄付などをしてもリンクは張られるでしょう。それもseoの為なのか?そんなことはないのですが、それもそういう目で見る人はいるでしょう。大企業の場合は経済活動や慈善事業などで勝手に被リンクは増えるのです。それが中小零細企業では非常に難しいのです。
seoなんて大企業にとってはコンテンツ作成とサイトの作りを考えればそれほど難しくはないのかもしれません。
上場システム会社のSEO
最近、気が付いたのですが、上場企業においてもSEO(内部対策)をバリバリにやっているところもあります。SEOというと昔のSEOを考える方も多いですが、そうではなく、ユニバーサルデザインでかつ、コンテンツマーケティングを考えた作りになっています。
ここでは会社の名前を伏せますが、誰でも知っているような会社のシステム子会社になります。サイトの使い勝手もよく、日々更新、修正をされています。こんなことを上場企業がしてしまうと中小の会社は勝負になりません。もしかしたら内部にコンテンツマーケティング、SEOに詳しい方が社員にいるのかもしれません。
商品の魅力だけでなく、技術やソリューションで検索でヒットしやすくするような手法は多くのシステム会社でも真似をすべきかもしれません。
上場企業のキーエンスはネットによるリード情報を取るような仕組みをよく考えているなぁと思うことはあります。こちらはどちらかというとSEOよりではなくリスティング広告を含めたリード情報、コンバージョン獲得を考えた取り組みのように思います。リターゲティング広告を利用し、メーカーではあまり考えないような戦術です。
一般的な小売の方がやるようなインターネット広告の手法を大手企業、メーカーがすると広告枠も独占し、検索するとほぼ一強のような状態になり、メーカーなのでロットが小売りとは違うのである程度、広告にお金をかけても採算はあうでしょう。
SEOやリスティング広告について。
関連
参考