SEOや集客を考えるならスマフォ対応、原稿追加、WordPressの導入、どれを優先すべきか?

お客様から、SEOや集客を考えるなら①スマフォ対応、②原稿追加、③WordPressのどれを優先すべきか?という質問を貰った。

それぞれの費用はほぼ同じであった。あなたならどうしますか?私はSEOや集客というのもあるのですが、費用として考えると順番を間違うと費用が大きく違ってくるかもしれませんよ。という話をさせてもらいました。

それはどういうことか?というと②原稿追加をした後で、WordPressの導入となると原稿の追加費用が違うと思うのです。もしかしたら減るかもしれません。

また、②原稿追加した後で、サイトをスマフォ対応する場合、手間も違うと考えます。そう考えるとまずはスマフォ対応、そしてWordPressの導入、そして原稿追加となるでしょう。

WordPressの導入によってもしかしたら、コンテンツ追加、原稿追加のコストが下がるかもしれません。

サイトの完全リニューアルでない場合の優先度

私としてはサイトの閲覧者のユーザビリティの改善、そしてコンテンツ追加のしやすさの向上が大切と考えています。

現在のGoogleのSEOにおいてはユーザビリティ改善、モバイルフレンドリーは必須であり、さらにコンテンツ量、質は重要なのです。そう考えると長い目でみてサイトをマイナーチェンジしていくといいと思います。

あとはサイトの内部対策においてもWordPressの導入ですべてが一括で修正できるようなメリットもあります。そうでなく、使い勝手が悪くなる場合も少しはありますが、便利になることが多く、WordPressの導入は考えておくといいでしょう。

Google SEOを考えるなら

上にも書きましたが、GoogleでのSEOを考えるならGoogleが望むような施策をすることは大切です。それはモバイルフレンドリーであったり、価値のあるコンテンツの創作であったりします。

そしてコンテンツの重要度を考えたナビゲーションなのです。それはユーザビリティ改善ともいいかえれます。

どのページを見てもらいたいのか?どんなコンテンツを見て欲しいのか?そして利用者は何を知りたいのか?を考えたサイト作りが今のGoogleのSEOなのです。

Google SEOを考えたコンテンツは?

それは本当に知りたい情報が網羅されていることが必須で。さらにはオリジナリティのあるコンテンツであることが望まれる。そしてより詳しく、コンテンツの内容によっては専門性の高いもの、信ぴょう性の高い情報が望まれる。

いろいろなサイトで紹介されている商品の販売元であって、その詳しい情報があれば、勝手にコンテンツの評価により順位が上がります。そして、そのコンテンツを利用していると書かれることでも評価が上がります。

ネット空間だけでなく、ビジネスを考えながらコンテンツを作ることが大切です。

Googleのページランク理論は生きている

最近の弊社の実験で分かったことがあります。Googleのページランク理論がいまでも生きているのではないか?ということです。ここで言っているのは当然ですが、当初のものではなく、改良されたものです。ただ、今、被リンク以外の外部要素を利用していることはわかっています。

昔のように被リンクが外部対策のすべてというのではなく、それ以外にも多くのことを考慮していて、被リンクは外部対策の中の一部であるということです。

そして、ここでいうのはページランクの統計的な考え方が生きていることです。

ただ、どこまで重要なのか?どこまで考慮する必要があるのか?ということですが、これはSEOに関連する人によって考え方が異なるでしょう。

私はあくまでも研究者目線で試した実験では被リンクに関する考え方は大事であると実感しました。

重要なページはどんなページか?ということを探し当てるためにはページランクが利用されているということなのです。

目次

  1. SEOにおいて何に注意すべきか?
  2. SEO的評価を上げるため以外の外部対策の被リンクの意味
  3. GoogleのSEOにおける被リンク以外の外部対策とは?

SEOにおいて何に注意すべきか?

Googleの基本は何が重要なページであるのか?ということを被リンク(正確に言うと外部サイト)とコンテンツから判断しているのですが、ここでは被リンクだけに絞って書きます。被リンク以外のことも評価基準なのですが、わかりやすくするためにここでは被リンクだけについて書きます。

被リンクを調べることでどこにどれくらい投票されている、支持されているかを調べています。多くの被リンクがあることが支持されていると認識し、評価を上げているのです。そう考えると被リンク、内部リンクにおいてリンクがされていない、少ないページはあまり評価されていないのです。

そう考えると内部リンクのナビゲーションがどれくらい大事かわかると思います。言い換えるとナビゲーション、内部リンクこそがSEOの肝なのです。コンテンツが少ないと内部リンクなんて話も意味がありません。だからコンテンツが大切なのです。

サイトにおいて当然、内部リンクには意味があります。重要なページには内部リンクが多いはずです。それは内部リンク、外部リンク同じです。そう考えると本当にみんなに知ってもらいたいページに本当に内部リンクは適切に配置されているだろうか?

もし、そうでないなら評価されるはずがありません。

ページの評価を上げるには評価されたいページの内部リンクがどうなっているのか?を考え、ナビゲーションを考えることが大切なのです。

SEO的評価を上げるため以外の外部対策の被リンクの意味

上に書いた話とは少し変わりますが、被リンク対策の意味はページの重要度の指標というだけではありません。それはみんなが知っていて、忘れがちなGoogleのインデックスにために必要なクローラーの誘導路なのです。被リンクがないとなかなかGoogleのクローラーがやってきません。

そして、Googleでは「Google がサイトをクロールする頻度をユーザー側で変更することはできませんが、サイト上の新しいコンテンツや更新したコンテンツを Google にクロールさせたい場合は、再クロールをリクエストすることができます。」と記述しているのです。つまり、新しいコンテンツや大幅な更新をしない限りクローラーは来ないのです。

Googleのクローラーについての記述

つまり、更新しない、コンテンツ追加しない場合は被リンクが細い(少ない)場合はあまりクローラーが来ない可能性があるのです。そうするとインデックスされないページが増えるのです。意識してコンテンツの追加、更新をしているとそれはそれほど問題がないとは思います。

また、サーチコンソールでサイトマップをアップしているから大丈夫と思うかもしれませんが、それだけではクローラーがインデックスしてくれるわけではありません。より高確率でインデックスされるためには被リンクは重要な要素なのです。

ページの重要度を測る指標としてだけでなく、クローラーの誘導のために必要なのです。これは何を言いたいのか?というと被リンクはもう必要ないというのは間違いで、ある程度は必要だということなのです。それは投稿した記事、コンテンツをより早くインデックスさせるためにということです。

GoogleのSEOにおける被リンク以外の外部対策とは?

ちょっと話を変えます。それは被リンクはGoogleの検索アルゴリズムにおいて評価を下げてきたということで何をしたら順位が上がるのか?外部対策として何をすればいいのか?ということです。

外部対策としてに限定するとより多くの方にその該当ページの商品、サービスを知ってもらうことなのです。ある商品を紹介しているページの評価を上げるにはその商品をより多くの方に知ってもらうことなのです。

弊社の実験では該当商品紹介サイトをより多くのサイトで紹介されると順位が上がっています。言い換えるとリアルビジネスの延長が今のSEOの外部対策ということになるのです。この紹介というのは被リンクがないものを言っています。被リンクはどうでもいいのです。

SNSなどので多くのサイトで紹介されると順位が上がりやすいのです。その即効性については検証できていません。しかし、少なからず効果があるのです。

被リンクばかりに目を向けずに真っ当なビジネス展開をすると必然的にある程度は順位が上がります。そのためにはまずはホームページを作成し、コンテンツを充実させることが必要です。

SEOと文章理解

SEOが昔と一番変わったことは何なのか?それはコンテンツの評価の精度が上がったと言われています。Googleのクローラーが取得したデータを基に各々のサイトの各ページを理解しているのですが、それの理解が上がったということです。

そのページに何が書いてあるのか?ということ、そしてそれらのページをすべてGoogleが管理して、整理し、理解しているのです。そうすることでこれは正しいこと、また信頼度の高い情報ということがわかるのです。

1ページ、1ページを理解しているとそれぞれぞれのことに注目しがちですが、他のサイトの同じようなページの情報との比較やその情報の価値、信ぴょう性、信頼度を管理しているのです。そう考えると今のGoogle検索で、「1月1日 誕生日 芸能人」と検索した結果などをみるとどれくらいGoogleが情報を整理し、管理しているのか?がわかります。

こうなるとSEOとしてコンテンツを作る際の信ぴょう性なども評価されるので文章理解が進めば進むほど、SEOはやりにくいということになります。

目次

  1. 文章理解がSEOに与える影響
  2. リアルビジネスがSEOに影響を及ぼす?

文章理解がSEOに与える影響

では、文章理解がSEOに与える影響は何なのか?それは嘘の情報は完全に見抜かれるため、SEOとしてのコンテンツには適さない。また、文章理解が進んだことで、よく似た情報をGoogleが比較していると考えられるので、オリジナリティを出す必要がある。

オリジナリティや特殊性を正確に理解するため、コンテンツを作成するのに時間がかかります。また、機械によるコンテンツ作成は完全にばれます。逆にコンテンツとして質の高いものは高く評価されるため、関連するキーワードでの順位が上がりやすくなります。

また、商品やサービス名に関する情報をGoogleが取得したすべてのサイトから評価されるため、商品、サービスに対する信頼度も測られてしまいます。つまり、商品、サービスがよくないものはSEOで順位を上げようとしても難しくなります。

リアルビジネスがSEOに影響を及ぼす?

リアルビジネスで知名度のある商品、サービスはネット空間でも知名度があるというのが普通です。そうなるとリアルビジネスでの知名度がネット空間でも知名度になり、信頼度になるのです。そうなるといろいろなサイトで紹介されているような商品、サービスは信頼度が上がるのです。

そうなるとGoogleのガイドラインで書かれた「E-A-T」のようなものを満たすようなコンテンツにおいてそこに書かれた商品、サービスの評価があがり、商品、サービスが属するカテゴリーのキーワード検索において、メーカーサイトの順位が上がってしまうのです。

それに被リンクは関係ありません。紹介しているサイトではなく、メーカーのサイトの順位が上がるのです。紹介しているサイトはより信頼度の高いサイトが順位を上げます。

Googleが提供しているSEOに役立つツール

Googleからはサイトの改善、運用のために多くのツールが提供されています。一番有名なのがGoogleのアナリティクスです。多くのサイト運営者が利用されています。サイトでの導線やアクセスページなどの分析に使います。Googleのアナリティクスに関しては時々仕様変更がありますので、その都度確認する必要があります。

https://analytics.google.com/analytics/web/#/

この中の機能の一部がサーチコンソールで確認できます。その機能が検索パフォーマンスです。

サイトへの検索からの導入実績が確認できます。キーワード毎の表示件数、検索順位、クリック率です。サイトのコンテンツ作成にも役立ちます。

https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

ここまでは多くの方が知っているツールです。ただ、多くの場合、その細かいデータをとらえて分析を行うことをしていません。どのページにアクセスが多い、どのキーワードからのアクセスが多いなど、一事象のみからの分析で終わっているのです。実際にはアクセス数やクリック率はキーワードの検索順位や表示回数などのパラメータで表現され、それぞれが独立ではなく、関連しているのです。それを全く無視した分析が多すぎるのです。

目次

  1. SEOにとって大事なモバイルフレンドリー
  2. もう一つのGoogleのツールPageSpeed Insights

SEOにとって大事なモバイルフレンドリー

最近のSEOにとって非常に大事なことはモバイルフレンドリーであることです。それはモバイルからのアクセスに対して苦痛が少なくなっていることを表せすもので、Googleはこの点にすごく力を入れています。もしかしたら、Googleの戦略の中にモバイルの販売があるからかもしれません。

そんなモバイルフレンドリーを測るツールもGoogleは提供しています。

https://search.google.com/test/mobile-friendly

このツールも多くのホームページ制作会社が制作したホームページのチェックに利用しています。これを用いて可能な限りの修正を行い、より快適なホームページを作成するのがいいでしょう。

もう一つのGoogleのツールPageSpeed Insights

2020年ごろからモバイルにおけるホームページ閲覧の快適性の観点から表示スピードであったり、クリック時の反応速度が見直されています。これらを改善する必要があり、その指標のためにPageSpeed Insightsというサイトでチェックするのです。

このサイトはGoogleの提供しているサービスで、これを用いることでGoogleの考えているPageSpeedを理解することができます。これに従って可能な限りの手をうつことでGoogleの検索アルゴリズムにおいて不利を被ることがなくなります。

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja

これらは一般に知られていないツールかもしれませんが、ホームページ制作会社、運営者は知っておくといいでしょう。